<愛犬とずっと一緒に楽しく暮らすための豆知識 15>
今回のテーマは「暑さと熱さ?!この季節のあつさをワンちゃんの目線で??」です

こんにちは。
いぬさぷりドクターです。

もくじ
1.年中、毛皮をまとっている
2.黒い毛は要注意
3.汗をかけない
4.アスファルトの暑さに注意
5.まとめ

いぬさぷりドクター

蒸し暑い日々が続いて体がつらい季節ですね。
この時期は、外に出たら暑くて汗でベタベタ、夜も暑くて寝つけない、
なんだか食欲もない
などなど私たち飼い主もしんどいですね。
実は、ワンちゃんにとっては私たち飼い主が想像する以上につらい季節です。
なぜでしょう?

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年中、毛皮のコートをまとっている

ワンちゃんを眺めてみてまず目につくのは毛ですよね
犬種によって生えている毛の長さはそれぞれ違いますが、
基本的に毛が体表を覆っているので熱がこもりやすいのはお分かりいただけるでしょう。
特に、ロングコートのワンちゃんは思いきってサマーカットにしてあげるなど
工夫をしてみても良いかもしれませんね!

 

黒い毛は要注意!

意外に見落としやすいのはご自分のワンちゃんに何色の毛が生えているかです。
外を歩いていても、頭が特に暑いと思うことはないですか?
黒は他の色よりも熱を吸収するので黒い毛色の子は夏の日差しに注意してあげてくださいね。

 

汗をかけない

外を歩いて汗をかくと気持ちが悪いですよね….
でも、汗は蒸発する時に体の表面から熱を奪い体温を下げる効果があります。
ですから汗をかくことは、実は私たちの体温を下げて調節する優れた機能なんです。
しかし、ワンちゃんの毛穴は少し特殊で私たちのようには汗をかけません。
つまり、体温調節がとても苦手なんです。
そのかわり、口を開けて舌をだしてハァーハァー呼吸することで口の中の粘膜から
熱を逃がしています。なので、暑い季節はハァーハァーしているのをよくみかけるのではないでしょうか?

 

アスファルトの暑さに注意

環境省の熱中症予防サイトによると(一部改変)
『日中の強い日射により地表面はかなり高温になります。
子供を想定した
50cmの高さでは大人の高さの150cmに比べ、暑さ指数は平均して
0.10.3℃高くなります。風が弱く、日射が強いときには2℃程度高くなった事例もありました』
とのことでした。
ですから、ワンちゃんの高さだと私たちが感じる以上に暑いことは簡単に
想像できるでしょう。また、アスファルトは太陽の熱でのアツアツに
熱されているので裸足で歩くなんて到底無理でしょう。
でもワンちゃん達は硬い肉球があるといってもその上を裸足で歩くわけですからもう大変です!
実際に私も日中道を歩いていると、お散歩中のワンちゃんがまるで“アチッ、アチッ”と
言っているみたいにピョコピョコ歩いて行くのをよく目にします。

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まとめ
人にも動物にもきびしい季節ですが、花火にスイカ、プールと楽しいこともいっぱい!
ワンちゃんの目線なって“暑さと熱さ”対策をしつつ、ぜひ安全に夏を一緒に満喫してくださいね!

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