ボーダーコリー


原産国 イギリス

大きさ
体高は53cmより僅かに低い、約14 – 22 kgの体重、中型犬です。

特徴
イギリス原産の牧羊犬の中でもっとも作業能力が高いといわれています。
ボーダー・コリーの祖先犬は、8世紀後半から11世紀にかけてスカンジナビア半島
を中心に発生したバイキングが、英国に持ち込んだトナカイ用の牧畜犬だったと
いれわ、その後、土着の牧羊犬やラフ・コリーの祖先犬と交雑し、19世紀末頃には
ほぼ現在のタイプとなっていたようです。ボーダー・コリーは作業能力のみが重視
され牧場で重宝されたため、都市生活者や国外に知られる機会があまりありませんでした。
ショーでワーキング・トライアルやオビディエンス・トライアルが実施されるようになり
ボーダー・コリーが見直され、晴れて公認犬種となりました。
ボーダーとは、国境、県境という意味に由来しています。
(JKC参照)
毛色は、様々な毛色が認められています。

カットスタイル
基本足元等の飾り毛を整える程度です。
足元を整えるだけでもだいぶスッキリします。
毛が抜けやすいのブルーミングをこまめにしましょう~

性格
聡明で大変頭がよく、活発で、作業意欲の強い性格です。
注意深く洞察力・責任感があり状況を判断して自分で動くことができます。
とても友好的で、家族にはとても愛情深く接します。

獣医からのヒトコト
注意してほしい病気

整形疾患
股関節形成不全はボーダーコリーでよくでてくる病気ですが、
飼育頭数がさほど多くないからか特別多い印象はないです。
こちらは遺伝的な病気で、腰を振って歩く(モンローウォーク)が特徴的ですので、
もし気になることがあればかかりつけの獣医さんに相談してみてくださいね。
もうひとつの病気は前十字靭帯の損傷です。
運動量が多いこの犬種のワンちゃんはこの病気にも気をつけていただいた方が
よいと思います。もともとワンちゃんの膝は傾斜しており、運動によって
靭帯に負荷がかかりやすい構造をしています。ボーダーコリーといえば、
広い野原で羊を追いかけている犬種というイメージですが、リードフリーで
の過度な運動は気をつけてもらったほうがよいかもしれません。

遺伝疾患
特に有名なものが、神経セロイドリポフスチン症(NCL)という病気だと思います。
神経細胞にリポフスチンという物質が蓄積していき1歳にならないうちに
神経症状がでるようになり亡くなってしまう怖い病気です。
新聞に以前掲載されたデータによると、ボーダーコリーの保因率
(発症しているのではなく因子を持っている率)は8%とのことだったので、
実際、この病気に遭遇することは、獣医さんでもほぼないといって良いほど
珍しい病気ですが、たまたま8%に入っているワンちゃん同士で子どもが産まれ
遺伝子が揃ってしまうと発症してしまうことを知っておいていただきたいなと思います。
ワンちゃんを迎えいれるとき、また自分たちでお見合いするときは
こういった知識も是非持っていていただけると発症するワンちゃんを
減らしていけるのではと思います。
この病気に関しては遺伝子解析できますので、
気になる方はこちらもかかりつけの獣医さんに相談してみてくださいね。

ひとこと
運動能力のわんちゃんなので、アジリティなどを利用したり、
たくさん遊んであげましょうね!!お互いに体力が高まりそうですね(笑)


 

 

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