<愛犬・愛猫とずっと一緒に楽しく暮らすための豆知識 50>     今回のテーマは「ワンちゃんとお年寄りと」です

こんにちは。
いぬねこさぷりドクターです。

もくじ
1.長生きします!

2. 意外と力が強いです

3.しつけが重要です

4.最後に

段々と涼しいからちょっと寒くなってきましたね。
台風のニュースもよく目にするようになって、2年前の9月の台風で
病院が停電になってしまったときのことを思い出します。
大丈夫と思わず….ですね。
さて、前回は赤ちゃんとの関係性についてコラムにしてみましたが、
今回はお年寄りとの生活についてコラムにしたいと思います

長生きします!
はじめに、ちょっと現実的な話です。
実は病院で働いていると、お年寄り世帯が新しくワンちゃんを迎えられるパターンが
意外に多いです。いつも心配になるのは、最近のワンちゃんは
とても長生きで小型犬であれば15歳、ワンちゃんによっては
それ以上に長生きすることもあります。
今はお元気にされていてお世話できると思っていても、
人間側が病気になってしまったり、お散歩ができなくなったときのことは
必ず考えておいてくださいね。
生活に活力を!といった意味では、パピーを迎えると一気に生活が華やぐと思います。
そういう意味では、ワンちゃんは最高の癒しと生活の活力を
与えてくれると思いますので、飼わない選択肢というよりは、何かあったときの
バックアップをしっかり考えて飼ってあげてくださいね。

 意外と力が強いです
M.ダックスさんは今でもとても人気で、よく病院にきていただくのですが、
小型犬といえどもかなり力が強いです。加えて、もともと猟犬なので活発で
他のワンちゃんによく反応して吠えることもありますので、
お散歩のとき力強くグイグイ引っ張ってしまったり、
止まっているときに急に他のワンちゃんを見つけてワァーと
行って吠えかかったりしてしまうことも…
お年寄りが飼うのには少し大変な犬種かもしれませんね。
今からお迎えされる場合は犬種や性別(男の子の方が力は強いです)、
お散歩しなくても運動量がまかなえるなど色々な要素をよく検討して選んでくださいね。
ペットショップでついつい可愛くなってしまって一期一会でお迎えすると、
ちょっと大変だったといったこともあります。

しつけが重要です
自分が年をとってくるとついつい可愛いが先行しがちになっていませんか?
実はワンちゃんはものすごく賢い動物です。
甘やかすとわがままになってしまうことも…
おやつをすごく喜んでくれる、人間の食べ物を欲しがるといったことは、
人間が学習させることで起こることです。一歩間違うとおやつしか食べません、
あげないとくれるまで鳴きますといったことになりがちです。
甘くなる気持ちをおさえて、しつけはぜひ頑張ってくださいね。

最後に また我が実家の場合ですが
父は母も年をとり、ついつい甘やかしてしまいがち….
人間の食べ物はもちろん、一緒に連れて行ってくれないと
ずっと鳴き続けたりと甘々に育ってしまっています。
今の子で4代目のワンちゃんですが、一番甘やかされて育っています汗

 

※イラストはイメージです

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